推手と套路

推手と套路はもともと分かれたものではありませんでした。
套路を学んでから推手、という順番でした。

問 何を基準に「套路をしっかり学んだ!!」と言えるのでしょうか?
答 →套路をどのように推手に結びつけていくか?!ということです。
なぜか?
推手における姿勢動作は套路における姿勢動作と同じものであったから。
推手の練習が套路の練習にフィードバックされるものであり反対もまた然り。
推手と套路はお互いに行ったり来たり、フィードバックし合うものです。
套路でしっかり動けたことが推手で動ける。
推手では最初に定式・スタイルを学習するが、実際の套路で活かしていくことが大切。
推手 ← → 套路 はお互いに助け合う関係です。


太極拳(武術=護身)は攻撃と防御です。勝つため、負けないためにあります。
一般的な武術は力の弱い方が負けます。
太極拳は特殊な武術です。
太極拳は「では、力の弱いものはどうしたらよいのか?」というところから始まりました。
「敵強我弱」(敵は強くて私は弱い)です。弱者の武術。
弱いくせに力を使っても必ず失敗(負け)します。
ところが弱い人が太極拳を習うと
「以弱勝強」  弱きをもって強きに勝つ となります。
立身中正など(の基本功?)はこの「弱きをもって強気に勝つ」の前提条件になります。

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